2010年11月27日土曜日

トナカイを数えたら眠れない

MONO の舞台を初めて観る

舞台は山奥にある小さなホテル
クリスマスの24日に集まった
クリスマスが大嫌い、祝いたくない
昔、大学の男子ボート部の先輩だった2人と後輩1人
同じくクリスマスが嫌いなホテルの女主人と一緒に
24日をクリスマスらしい事を一切せずに過ごそうと
隣にできたホテルから見えるクリスマスツリーを忌々しく見ながら
カードゲームをしている所へ
女主人の妹が帰郷し・・・
妹は同窓会で再会した高校の先輩(男)が
ホテルに訪ねてくると伝える
そして訪ねてきた先輩の手にはクリスマスケーキが・・・
事情を何もしらない先輩はパティシエだった
クリスマスケーキを発端に
女主人の夫も加わり
それぞれの本音がぶつかり合う・・・

初めて観る劇団の場合
その時観る舞台にも拠るかもしれないが
最初の舞台でその劇団との相性を
なんとなく判断する所がある

今回の舞台はストーリーが分かりやすかったから
かもしれないが
最初からすんなり物語に入ることができた
笑いがありつつ、本音をぶつけ合う所でも
いいタイミングで隣のホテルの讃美歌が聞こえてきたり
クリスマスの日を感じさせてくれる
最後はしみじみと・・・

劇場も小さく、しかも最前列と
役者をいつもより近くに感じる状況だったのも
ラッキーだった

最近はあまり大所帯の劇団を観るより
少人数の劇団を観る事の方が増えたなぁ
今回の劇団も劇団員5人と客演2人という小劇団だったし