2014年3月2日日曜日

MONO「のぞき穴、哀愁」

舞台は、ある会社の天井裏

現社長の命令により、会社をクビになった社員で構成された部署
その命令とは
各フロアのあちこちの天井裏に穴をあけて、
社員の中に不穏な動きがないかの
社員監視をすること

メインターゲットは前社長の息子

実は前社長が社長一族からではなく、
優秀な社員の中から社長を決めていた為
現社長は息子が自分を引きづり落とす動きをしているのではないか
不安に思って監視をさせていた

しかし、ばれていないと思っていた、
のぞき穴の存在がバレてしまい・・・

舞台が会社内ということで
会社勤めしている身としては
親しみのある話だった
女子社員同士に関係性
(仲良くなくても、というかどちらかと言えば嫌いな相手でも、それなりの関係を築くとことか)
も、なんかこーゆー感じだよなぁ
と分かる分かる

まだ何本かしかMONOの作品は見ていないが、
今のとこの1番ベストのMONO舞台になった

戸次重幸一人舞台「ONE」

2月22、23日
今年に入ってからの初観劇

電子版ダ・ヴィンチにて掲載されていた短編小説の各話の
その後の物語の舞台
6つのオムニバス
旬をすぎた中年俳優、
擬人化したスマホ、
恋人に対して狂気的な愛を示す小説家、
貧乏神、
父親に勘当された事を理由に、母親の7回忌に行くのを拒むオカマ、
タクシー運転手

オムニバスだから、各話各話で完結していると思ったら、
最後のタクシー運転手の話で
各話が本当に完結したような感じだった

イッセー尾形の一人舞台をテレビで初めて見て、
役者を目指すようになったとのことで
念願だった一人舞台

ほとんど休憩なく2時間近く、当たり前だがずーっと
しゃべりっぱなし、動きっぱなし
カーテンコールの時には、体力消耗した姿になっているが、
充実した顔が、一人舞台ができた嬉しさを感じさせた

一番重い話だったのに、見終わった後でジワジワきたのが、
小説家の話だった

また、違うキャラクターでの一人舞台を見てみたい