3月4日、劇団MONO公演
架空の国マナヒナにある刑務所内
軽犯罪者の囚人と看守の、のんびりとした日々に
国がマナヒナと東マナヒナの2つに分断され、
国境が引かれることが起こる
ちょうど刑務所内の真ん中に
その国境線が通っている事で
マナヒナ人、東マナヒナ人の囚人と看守、
マナヒナ人、東マナヒナ人に分かれて
その線を越えて外国ごっこをする遊びをしたりして
最初は楽しんでいたのだが、
徐々にその遊びもエスカレートしていき
国境にロープを引き、
マナヒナ人、東マナヒナ人の「プライド」という名の
陣地取り、主導権争い・・・
仕舞いには看守の武器まででてきて・・・
実際にも戦争等で国が分断されることがあるが
日常にも何かしらの見えないグループ(国境線)というものは、
そこかしこあり・・
台詞にもあったが、
その国境線が引かれた時点で
徐々にその人の心の中にも
見えない国境を作ってしまう
笑いながらも、国境ってなんだろ・・・
と考えさせられた舞台だった